昨日は午前中休みでしたので、プログラミングの勉強を行った後、午後から打ち合わせの為休日勤務となりました。
会社に着いてすぐ、前職でお世話になった棟梁から電話がかかってきました。
内容は、私が担当していたお客様の現場の納まりについての質問でした。
私は割と、前職の会社では標準の仕様や作りを少し工夫して、美しいデザインに少しでもなるように調整したり、お客様のご要望に対して、割と複雑な納まりを行っていました。
ある程度できるようになってきて、徐々に、自分の色を出し始めた頃の話です。
当時、その棟梁とは面識はあったものの、現場でのやりとりは行っていませんでした。
棟梁は直接、設計担当に連絡を取って図面に対しての質問を行うタイプの方です。
私にとって最初の洗礼がありました。
内容は、もう少し簡単にある部分を作りたいという要望でした。
私もどうにかこのデザインをしたいという思いと、棟梁のやりたい方法の方が簡単にできるという駆け引きを行いました。
結果は、納まりの説明とお願いをし続けて、一旦は私のデザインのまま作成してくださることになりました。
といっても、お客様との打ち合わせで行った内容を大きく変えるような話ではなく、
本当に微妙なディテールの部分の作りについてです。
ここを行うだけで、全体の美しさは変わるのも確かな部分ではあります。
それから何度も、簡単にしたい、私はこだわるの繰り返しで、数年のこのやりとりを行って行く中で棟梁との人間関係も築かれて仲良くなって行き、私のデザインに応えてやりたい方向性について盛り上がって行くようになりました。
昨日の電話では今着手している現場の細かなディテールの話でした。
その会話の中で
私のやっていたデザインでないと、つまらないし、やりがいがない、また一緒に仕事がしたいという話でした。
私以外の設計は淡々とこなすタイプの設計が多いので。
仲の良い棟梁ですが、前の会社の手前、どの会社に行ったか伝えていませんでした。
棟梁としては、帰ってきて欲しいとのことでした。
前職でのデザインをしている時に、別の棟梁からは「会社はお前の設計事務所じゃない」とか「標準の作りで簡単にしろ」など言われたこともあります。
しかし、同じように諦めず、やり取りを行ったおかげで、きれいなデザインを作ることができましたし、私にとっても大きな糧となりました。
昨日電話があった棟梁の仲のいい先輩棟梁とは、私のしたいことに早い段階で共感し、一緒に難しい内容を形にするようになりました。
その先輩棟梁とは一緒にご飯に行ったり、飲みに行ったりする仲でしたが、当時、昨日電話のあった棟梁とのデザインでのやりとりが軌道に乗ったころに、先輩棟梁と話す機会がありました。
分かりにくいので、先輩棟梁を棟梁A、昨日電話でやり取りした棟梁を棟梁Bとします。
棟梁A「最近、棟梁Bが生き生きして来たのは、あなたのデザインをつくるのが本当に楽しいみたいだよ。最近本当にあいつは変わってきた」とのことでした。
棟梁Bと棟梁Aは年の差はありますが、棟梁Bが19歳の頃からの付き合いで、昔からどんな人間かはよく知っています。
最近どんどん人間が変わった様に、チャレンジ精神に溢れてきているという話でした。
こうやってお互い、いい仕事ができるように切磋琢磨していく中で、沢山のいいデザインが生まれ、お互いの人間関係が構築されて、全てがプラスに向かって行くようになりました。
妥協しない思いとチームワークで本当にいい仕事ができるかどうか変わります。
そしてたゆまぬ思いで仕事をして行く中で、共感してくれる仲間に変わります。
私にとって、棟梁や職人さんとのやり取りや人間関係はかけがえのないものがあります。
昨日の電話の中で、今度、棟梁Aと棟梁Bと飲み会をする話になりました。
タイミングをみて、今の会社に二人を引っ張れたらいいなとも思っています。
正直、前職の会社よりも大工さんの報酬は今の会社の方が多いのと、コンスタントに現場を提供できるメリットもあります。
そして、私としては、また一緒に仕事がしたいという思いがあります。
前の会社には申し訳ないですが、やはり、仕事は人と人とが作り上げるものです。
私についてきてくれるなら、引き抜きをさせてもらおうと思います。
今朝の朝活はプロゲートのSQLも佳境に入ってきましたが、Python同様、いいところで講座は終わりなので、深く学ぶためにはUdemyで深堀がいいかなと思います。
メインはUdemyでの勉強が中心です。
今日は休みなので、起きてすぐ朝活ができるので、移動なしで出来ます。
今日も最高の一日になるように頑張ります!!
ひたすらに頑張ることで、周りも変わってきます。
建築についても、それ以外の事についても、ひたすらに妥協せず、追究していくことで、最初は抵抗などもありますが徐々に仲間も増えて行きます。
自分の思いに一本芯を持って、ただひたすらにやって行くことで、必ず成果も出ますし、相手も応えるようになってきます。
この考えは変わらず行こうと思います。