プログラミングを一から学ぶ一級建築士

日々の業務の合間に、プログラミングを学び、ときおりアートしてます。

145.「わからないことがわからない」

昨日は打ち合わせと、着工へ向けての準備と建売の現場用図面が完成しました。

そして今日は休みです。

しっかり朝活はしていきます。

 

プロゲートのRuby on Railsからの

これからUdemyでのReactをやります!!

結構内容は盛りだくさんで充実しています。

 

 

 

「わからないことがわからない」

これは私が嫌いな言葉です。

 

よく

後輩や同僚から、仕事中、相談があるのですが、

 

私は何が気になるのか質問の意図を聴きます。

そして、どういった問題点があり、なにが目的であるかを

ひとつひとつ整理して確認していきます。

 

その時、たまに出てくる言葉が

「わからないことが、わからないんです」という内容です。

 

その言葉が出た時には、その言葉使うの絶対に禁止!!という風に伝えます。

 

それは試行錯誤の放棄になるので、絶対に口にしてほしくない言葉です。

 

 

話をもっと身近にすると

 

「テストは何のためにするのでしょうか」

 

いい点数を取れると嬉しいし、皆からすごいと言われるでしょうし

逆に悪い点数をとると、恥ずかしくて、隠したくなってしまう。

これは、表面上ではそうかもしれませんが

 

テストは今の自分の実力、理解力を見つけるために行います。

受験では振るいに掛ける尺度として用いますが

 

この結果は、

理解できていること、曖昧なこと、分かっていない事の3つをカテゴリーするため

そして、どこを改善するかを見つけるためにあります。

 

例えば、テストが返ってきました。40点です。

残念、悲しい、恥ずかしい...。怒られる...。

 

ではなくて、

 

まずは、問題用紙を読み返します。

 

①完全に内容を理解し、正解となったものは〇

②曖昧な理解であったり、消去法で正解したもの、ラッキーで取れたものは、△≒×

③全く理解できておらず、不正解となったもの、×

 

間違えた60点分は③の×は確定で、

正解した40点のうち、②の△がどれだけあるかを見つけます。

 

そして、

①以外は、テキストや質問をしたり、調べたりして

②③の内容を復習することにより

①の完全に理解に持っていくことが勉強です。

 

②③を見つけることがテストであり、表向きはスコア争いもしますが

本来は自分のためです。

 

「わからないことが、わからない」と言ってしまう人の多くは

②③を見つけるということ、改善することで成長するということ

を今までしっかりと体系化して来なかった人です。

しかし、見方を変えると劇的に伸びる要素が

あるという事です。

 

仮に100点をとっても、70点分は②の曖昧な内容が大部分を占めている場合

実力としては30点にしかなりません。

 

「わからないことが、何であるかを見つける事」

 

これを見つける方法を学ぶことがテストの本来の目的であり

 

失敗は成功の母という言葉も、

失敗から何を学ぶかということを意味しています。

 

見方を変えていければ、全てが自分の成長の材料になります。

 

「失敗」「わからない」ことがあったらワクワクしましょう!

 

 

そのすべてが

自分の伸びしろなんですから!!