プログラミングを一から学ぶ一級建築士

日々の業務の合間に、プログラミングを学び、ときおりアートしてます。

230.先ずは真似ること、それが自分の力になる。

昨日は、次の打ち合わせに向けての準備を含めてプラン作成、金額出しを行っていました。プランは2パターン、要望を全て詰め込んだパターンとある程度要望の優先順位を付けた縮小版のプランを両方作成し、優先順位と比較対象として理想との距離感の参考にできればと考え、作成していきました。

 

仕事は基本的に相手の立場になって考えることと、常に考えているのは、お客様にとっては初めての家づくりであることです。

 

割と慣れてくると専門的な内容が当たり前になってしまうのと、何組か経験を重ねると、お客様にとって初めてでたった一人の建築士である意識が薄まることです。

 

これはお客様への応接や提案が上手くいかなくなってしまうことと、慣れという中での自分の線引きに繋がって、知識の成長が止まってしまいます。

 

前職ではほとんどの設計がこの状態になってしまっていたので、何度か注意をしたのですが、業務の簡素化も含め、面倒であることで、余り受け入れてもらえなかった経験があります。

今の職場では、何度も社員との交流をして決めて、どんな人がいるのか、どんな雰囲気ややる気のある社員や目標へのチームワークを見せてもらった上で決めたので、結構皆、モチベーションが高く、何より素直です。

 

そして、最近特に嬉しかったことは、設計のプランニングの提案力の高さとスピード感です。

会社の設計の先輩の同席を通じて、この提案力と提案スピードを目の当たりにし、とてもワクワクしました。

 

そこで、この設計がどのような日々の業務で工夫し、この形に至ったかを同席や日々の業務の交流の中で観察して行きました。

 

その先輩の設計は、同じ型のプランに一人一人のお客様がなっていないか、つまり、同じような形のプランになっていないかにとても拘ります。

 

その拘り方はかなり強く、かえって業務時間がかかってしまっているのではないかと思ったりしました。

私もある程度、お客様に対して、最適なプラン提案をするように心がけますが、あるところで定番の喜んでもらえるパターンの間取りが見えてきます。

 

その要素を取り入れたりしたりはするのですが、その設計の方はそこも被らない様に工夫して模索してプランニングを行っています。

 

つまり、その模索の過程で、プランのバリエーションを増やし続け、新しい型を日々組み替えて、更に進化させて自分の数あるプランのバリエーションをその拘りの中で、作り上げていったのだと気づきました。

 

これは、一見時間のかかる仕事のやり方に見えますが、トータルで見ると、そのバリエーションを増やす努力によって、プランスピードの向上と、提案の幅を広げることに繋がっているのでないかと思います。

 

私も今の自分よりもう一段階成長できるように、この設計の方の手法を真似してみようと思います。

こうやって、自分にない部分や自分より長けているところを見つけると本当にワクワクします。

まずは真似から始めて、自分のものにしていきたいと思います。

 

この習慣は昔から仕事に対して、重要視している守破離という考え方です。

 

この考えは、今のプログラミング学習にも活用しています。

むしろ全ての学習や仕事に当てはまります。

 

最初は真似て、実践し、その繰り返しで習得したものを自分のものとして派生させて自分の技術にしていきます。

 

とても地道で泥臭く格好の悪いことかもしれないですが、基本はこのやり方で、少しずつ自分の技術に変えていくのが大切だと思います。

 

 

しかし、今日の朝活はまたしても寝坊をして5時に起床…。

不覚にもこういった時は高速を使用して、1区間ですが、時間の確保を行います。

毎日は勿体ないので、たまにですが…。

 

気を取り直して先ずはプロゲートにて、Pythonを行って行きます。

Udemyの視聴を行い、移動中もYoutubeでプログラミングの聞き流しを行い、家やOFFでは、周りの環境をプログラミング漬けにしてきました。

 

自分の理想の形までまだまだ先は長いですが、必ず到達できると思っています。

 

今日も最高の一日となるように、大切に時間を遣っていけたらと思います。

そして、日々の努力の積み重ねが明日の自分、将来の自分を作って行きます。

 

易きに流されず、今よりも更に、スキルを身に着けていけたらと思います。